最近レパートリーが限られてきて、品数が減ってきたので、保存もきくひじきの煮物を作って見ました。
大量に作って冷凍保存して作り置いておけば、電子レンジで解凍するだけで、一品足せるので、とっても楽な料理です。
味つけも濃すぎず、薄すぎずちょうど良い感じの味付けになりました。
また、このひじきの煮物についても少し栄養面を勉強しましたので、そちらも良かったら見て下さい。
このレシピは、クックパッド ☆栄養士のれしぴ☆ さんのレシピ「☆ひじきの煮物☆」(レシピID 1489000)を少しアレンジしています。
ありがとうございました~。
ひじきの煮物
材料(5人前・小鉢5杯分)
生ひじき 260g
人参 1/2本
油揚げ 1枚
こんにゃく 1/2丁(150g)
ひよこ豆 100g
☆砂糖 大さじ2
☆醤油 大さじ2
☆みりん 大さじ2
☆ほんだし 大さじ1
☆酒 大さじ1
水 50cc
手順
1. 人参は0.3cm幅程度で短冊切りにして、こんにゃくも0.5cm幅程度の短冊切りにした。
2. 油揚げに熱湯を両面にかけて、油抜きをしてから、短冊切りにした。
3. 買ってきたひじきは、ざるにあげてから、水で軽く流した。
4. フライパンに油を引いてから、人参を中火で3分ほど軽く炒めた。
5. ひじき、こんにゃく、油揚げ、ひよこ豆を加えて、中火で5分ほど炒めた。
6. 調味料☆と水を加えて、中火で5分煮たら完成。
感想☆3.5
醤油と砂糖の甘さだけでなく、ほんだしの旨味も感じられました。
味つけも濃すぎず薄すぎずのちょうど良い味加減でした。
今日は、冷蔵庫に余っていたうずらの卵も足しちゃいました。
卵と煮物の煮汁の相性も悪くなかったです。
そして食卓に一品足したい時の料理として良いと思います。
二人暮らしでは、一回に食べきらない量になるので、冷凍して後日頂く予定です。
冷凍してから、電子レンジで加熱するとより味が染み込むようで、美味しく感じられます。
栄養-ひじきの煮物
さて、この料理の栄養面はどうなっているのでしょうか。
この料理の使用している主な食材は、ひじき、にんじん、こんにゃく、油揚げ、ひよこ豆になります。
これまで取り上げた食材は、にんじんのみですね。
まだまだ栄養について知らない食材ばかりです。
にんじんは、食物繊維やβ-カロテンが豊富に含まれていることが知られています。
そのためか胃腸を健康にしてくれる効果があるそうです。
今回は、この中でもメインの食材であるひじきの栄養について取り上げてみたいと思います。
ひじきの栄養
さて、ひじきの栄養はどうなっているのでしょうか。
そもそもひじきは、海藻の一種なので、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれているようです。
この中でもひじきはミネラル分として鉄分やカルシウムを含んでいることが知られています。
鉄は、さばの味噌煮の記事にて取り上げたように、酸素を体内に運ぶ重要な役割をしているので、不足すると頭痛や動機、食欲不振、ひどいと貧血になってしまいますね。
女性の生理時には鉄分がより必要と言われているので、タイミングを見て食卓に出したい食材ですね。
そして、もう一つのカルシウムの効果や摂取の推奨量はどうでしょうか。
カルシウム
食事摂取基準
食品成分データベースによるとひじき(生)100gあたりに含まれるカルシウムの量は、150mgと言うことです。一方で、厚生労働省が発表している食事摂取基準において、推奨量はなく30~49歳までの男性に勧められる推奨量は650mgで、耐容上限量は2,500mgとなっています。
おおよそ1人前でひじき50g程度食べたことになるので、約75mg(約9分の1)のカルシウムをこの料理から摂取できることになりますね。
効果
さてカルシウムの効果はどのようなものでしょうか。
カルシウムが豊富な飲み物と言えば牛乳で良く骨を丈夫にするとか聞きますね。
カルシウムの働き
・骨格や歯の形成
・体内の情報伝達
・筋肉の収縮・弛緩の調整
・ホルモンや酵素を活性化
やはり、骨を作るのに重要な働きをしているようです。
他にも筋肉の収縮・弛緩など様々な働きをしているようですね。
骨や歯に存在するカルシウムは、体内のミネラルの中で最も多い存在らしいです。
ちなみにカルシウムが不足すると骨粗鬆や歯の形成不全を引き起こすそうです。
なので、カルシウムをきちんと摂って骨を健康に保ちたいですね。
参考
クックパッド ☆栄養士のれしぴ☆ さんのレシピ「☆ひじきの煮物☆」(レシピID 1489000)
日本人の食事摂取基準(2015年版)(厚生労働省)
食品成分データベース(文部科学省)
おいしく健康をつくる あたらしい栄養学(吉田 企世子 (監修), 松田 早苗 (監修)、高橋書店、ISBN978-4-471-00389-7)