今日は、土用の丑の日という事で、奮発して鰻を買って来ました。
家で一手間加えて、冷蔵していた鰻も中がふっくらで外がカリッとした仕上が
りになりました。
温め方は、かなりアレンジしましたが、クックパッドねっちゃんっさんのレシピ「鰻製造者が教えた☆驚きの!美味しい温め方」(レシピID 851507)が大変参考になりました。
タレはクックパッド こじまぽん助さんのレシピ「ウナギ蒲焼のタレ~本物の味をあなたに~」(レシピID 3025812)を参考にアレンジさせて頂きました。
ありがとうございます。
それと鰻に豊富に含まれているビタミンAについても紹介してますので、宜しかったら見て下さい。
鰻の蒲焼の温め方レシピ
材料(2人分)
鰻 一枚
酒 大さじ1
★みりん 大さじ1
★酒 大さじ1
★醤油 大さじ1
★砂糖 大さじ1
ご飯 1合
山椒 適量
手順 所要時間15分
1. 買って来て冷蔵庫に保存しておいた鰻を水洗いして、タレを落とした。
2. お皿に乗せて、酒を振ったら、電子レンジ600Wで2分温めた。
3. フライパンに油にタレの調味料★を入れ、中火で加熱し酒が飛んで煮詰めた。
4. 温めた鰻の両面にタレをつけて、グリルで両面カリッとするまで焼いた。途中で反対側を焼く時に再度タレをつけた。
5. 白ごはんの上に焼いた鰻を乗せて完成。お好みで山椒を振りかけた。
感想☆3.5
外側カリッと中がふっくらしていて、タレも甘辛さが丁度良い鰻丼でした。
やっぱり鰻は美味しいですね~。
グリルで焼くことで、少し香ばしい香りもして、山椒を加えることでピリッとしていて食欲が増します。
何回も作ってみたくなる味でした~
鰻の栄養
ところで、鰻はよく栄養が豊富で夏バテした時に食べたい食品であると言われていますが、皆さんどういった成分が含まれていて、その成分がどういった働きをするかご存知ですか。
恥ずかしながら、私は存じ上げていなかったので、少し調べてみました。
スタミナ食品の代表格とされ、良質たんぱく質をはじめ、ビタミンA・E・B群やEPAなどがたっぷり含まれています。
このように多くの栄養素が豊富に含まれている鰻ですが、特にビタミンAについて調べてみました。
ビタミンA
食事摂取基準
鰻には、食品成分データベースによるとビタミンAが100g当たり1500µg含まれているそうです。これは、30代から40代の男性が1日に必要とされる量(900µg)の実に1.5倍で、30代から40代の女性1日に必要とされる量(700µg)の2倍強含まれていることになります。つまり鰻一匹100gでその日1日分以上のビタミンAを取れることになります。
一方で、過剰摂取を回避する目的で定められた耐容上限量は、30代から40代の男性・女性共に2,700µgとのことですので、鰻三匹300gは食べ過ぎということになります。
効果
さて、ビタミンAとは体の中でどういった働きをしてどのような副作用がある栄養なのでしょうか。
ビタミンAは鼻や喉、肺などの粘膜の材料となり、ウィルスの侵入を防ぐ。よって、免疫力アップ、風邪予防、ガン予防につながるんだ。
常に新しいものに変わっている皮膚、髪の毛、爪などの細胞を活性化させているのもビタミンA。……ビタミンAが不足してロドプシンが返照すると、暗い場所で目が見えにくくなる夜盲症(一般的には鳥目とも言う)を引き起こすので気をつけたいね。
つまり夏真っ盛りの土用の丑の日に鰻を食べることで、風邪の予防になっていたということですね。
そして、鰻を食べて暑い夏を乗り切りたいですね~。
また、私は特に冬に乾燥肌でかなり悩んでいますが、皮膚を活性化するビタミンAは、もしかしたら私の乾燥肌の抑制に効くかもしれないので、今年の冬はビタミンAを積極的に摂ってみようと思います。
過剰摂取
一方で、過剰に摂取した場合はどのような影響が現れるのでしょうか。
体内に蓄積されるため、頭痛や吐き気などの症状が出ることがあります。妊娠初期に取りすぎると胎児に影響があらわれることがあります。
ただ、食事摂取基準でも触れていますが過剰摂取は、鰻だけだと約3匹300gとかなりの量を継続的に食べないと難しいので、私達は経済的にも食べることはないでしょう。
しかし動物のレバーには、鰻よりも多く入っているので、それらの量は気をつけたい所ですね。
参考
クックパッド ねっちゃんっさん「鰻製造者が教えた☆驚きの!美味しい温め方」(レシピID 851507)
クックパッド こじまぽん助さん「ウナギ蒲焼のタレ~本物の味をあなたに~」(レシピID 3025812)
日本人の食事摂取基準(2015年版)(厚生労働省)
食品成分データベース(文部科学省)
栄養素図鑑(牧野直子著、新星出版社、ISBN978-4-405-09325-6)
おいしく健康をつくる あたらしい栄養学(吉田 企世子 (監修), 松田 早苗 (監修)、高橋書店、ISBN978-4-471-00389-7)
※【2018年8月12日 追記】