パスタとの付け合わせでタコのマリネを作ってみました。
夏の暑い時期にお酢を使ったさっぱり
とした前菜です。
参考にしたレシピは、「non・noお料理基本大百科」の「小アジの揚げマリネ」のレシピ(p.326)です。
ありがとうございます。
そして、血圧のコントロールに効果のあるタウリンについても取り上げてみました。
タコのマリネ
材料 (4人分)
茹でタコ 120g
玉ねぎ 1/4
パプリカ 1/2
にんじん 1/3
☆水 100cc
☆塩 小さじ1/2
☆玉ねぎ 少々
☆にんじん 少々
☆セロリ 少々
☆鷹の爪 1/2本
黒酢 20cc
手順
1. タコ、玉ねぎ、パプリカ、にんじんはそれぞれ食べやすい大きさに切っておいた。
2. 鍋にマリネ液☆を加えて加熱し一煮立ちさせた後、冷やしてから味をみながら黒酢を加えた。
3. ビニール袋に野菜とタコを入れて、作ったマリネ酢を加えて、冷蔵庫に1時間寝かせた。
感想
タコやにんじん、パプリカはマリネ酢のほんのりした酸味がついて食べやすかったです。
玉ねぎは、厚めに切ったのと漬かり具合は不十分で辛味が強く残っていました。
マリネ酢は、量を十分作っておくことをオススメします。
タコのマリネの栄養
今回作ったマリネでは黒酢を使い作りましたが、以前「シメサバ ー(シメサバ・イナダ・スルメイカのお刺身)-お酢の健康効果」の記事にて黒酢やお酢について触れさせてもらいました。
今回は、タコを取り上げてみたいと思いますが、刺身や唐揚げやたこ焼きなどなど色々な料理に使えるタコは、どんな栄養素が含まれて含まれている栄養はどんな働きをするのでしょうか。
イカやエビ、タコ、カニ類はたんぱく質が豊富なわりには、低脂肪の食品。タウリンを豊富に含むので、血中コレステロール値の上昇を抑制する働きもあります。
今回は、栄養ドリンクで馴染みがあり夏ということでタウリンについて紹介したいと思います。
タウリンの働き
食事摂取基準
含硫アミノ酸の一種であるタウリンには、食事摂取基準が設けられていないようです。ただ、株式会社TCNのホームページによるとマダコ100gあたり900~1670mg含まれているそうです。ある栄養ドリンクは、1本でタウリン1000mg配合と謳っており、1本でたこ約100g分のタウリンを補給できることになりますね。
効果
栄養ドリンクにも含まれているタウリンは、どのような効果があるのでしょうか。
高血圧を改善する働きがあり、動脈硬化、心不全、心臓病なども予防します。また、血中コレステロール値を下げ、肝機能を高める働きもあります。
お酒を飲む量や頻度が高い人でコルステロール値の高さに悩んでいる人には、タウリンを含む食事を良く食べると良いのでしょう。私はお酒が好きなのですが、逆に比較的コルステロール値は低く、それにはタウリンを含むタコや魚介類を良く食べていることと関係があるような気がしてきました。
一方で、タウリンが不足すると脂肪肝や胆石になりやすくなるようですね。やはり健康でいるためには、必要な栄養なんですね。
参考
non・noお料理基本大百科 (集英社 ISBN4083090030)
日本人の食事摂取基準(2015 年版)(厚生労働省)
食品成分データベース(文部科学省)
栄養素図鑑(牧野直子著、新星出版社、ISBN978-4-405-09325-6)
食べる健康がわかる本(落合 敏 (著)、秀和システム、ISBN978-4-7980-3321-1)
※【2018年8月7日 追記】
※【2018年8月12日 追記】