ほとんどが干物で売っている印象の強いほっけですが、お魚屋さんに行ったら、生の真ほっけが売っていたので、今日は生干し焼きで食べることにしました。
生干しして、一手間加えることで、旨味が少し濃くなりますが、焼き方はグリルの網に皮がくっついてしまい見た目が酷いです。
レシピは、クックパッド ソラソラソラさんのレシピ「ホッケの生干し焼き」(レシピID : 5110462)を参考にしました。
ありがとうございました。
ほっけの栄養についても少し触れさせてもらいましたので、宜しかったら見て下さい。
ほっけの生干し焼き
材料 (2人分)
ほっけ 1尾
甘塩 3g
手順
1. 頭を落とし、内臓を取り出してほっけを開いてから、全身を塩で満遍なくふりかけた。
2. 通気性の良いようにざるをほっけに被せて、日陰で4時間を干した。
3. グリルで身から焼いて、両面焦げ目ができる程度まで焼けたら完成。
感想☆3
手間はかかりますが、旨味が濃縮された美味しいホッケになりました。
そのまま焼いたので、グリルの網にくっついてしまいました。
油をグリルに少し塗り、少し火をつけて加熱することで、魚はくっつかなくなるので、次回やるときはその方法を試したいと思います。
栄養
さて、ほっけの栄養について、調べてみたいと思います。
ほっけは魚なので、まずはバランスの良いタンパク源ですね。
そしてタンパク質は、筋肉、血液、皮膚、内臓、髪など細胞の主成分となるため、人間の体をつくる大事な栄養素として知られています。
そのため、不足すると新しい髪の毛や皮膚がつくられないために、抜け毛や肌荒れが現れることがあるそうです。そして、筋肉がつきにくたいため、筋肉が減って太りやすくなったり、免疫力低下にも繋がることが知られています。
一方で過剰に摂取した場合は、腎臓の機能低下を招く恐れがあるそうです。
と言うのも、タンパク質は体内に貯蔵庫がないため、余ったら尿として体外へ排出する必要があり、腎臓に負担がかかるためだと言われています。
また、高齢者での取り過ぎは食欲不振や嚥下障害、体力や免疫力低下による感染症や合併症を誘発するとも言われています。
他にも食品成分データベースによると、ほっけはEDAやDHAを含む多価脂肪酸を100gあたり1.19gと一般的な魚である黒鯛(1.07g)と同程度含まれています。
EDAやDHAは、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、血圧を正常にする働きや脳細胞を活性化して、記憶力や判断力を高める効果が知られています。
なので魚はタンパク源ではありますが、肉や脂肪の取りすぎでコレステロール値が高くなっている人には、おすすめできる食材です。
また、DHAは一般的にマグロやカツオなどの赤身に多く含まれていて、EPAはさんまやイワシなどの青背魚に多く含まれていると言われています。
ちなみにほっけは、アイナメ科のお魚なので、赤身の魚でも青背魚でもありません。
参考
クックパッド ソラソラソラさん「ホッケの生干し焼き」(レシピID : 5110462)
食品成分データベース(文部科学省)
旬の黒鯛でアクアパッツァ 血液サラサラ効果のDHAとEPAも豊富
食べる健康がわかる本(落合 敏 (著)、秀和システム、ISBN978-4-7980-3321-1)
栄養素図鑑(牧野直子著、新星出版社、ISBN978-4-405-09325-6)
※【2018年9月25日 追記】