家庭料理の定番の肉じゃがを作ってみました。
牛肉を使うことが多いですが、今回は豚肉でチャレンジしてみました。
味がしっかり染みていて、ジャガイモもホクホクです。
材料のレシピは、「決定版!家庭料理 みんなが知りたかった定番料理のすべて (別冊NHKきょうの料理)」を参考にしました。
ありがとうございました。
肉じゃが
材料 (4人分)
じゃがいも 4個
豚肉 150g
人参 1本
玉ねぎ 1個
☆砂糖 大さじ4
☆酒 大さじ2
☆みりん 大さじ2
☆醤油 大さじ2.5
出し汁 2.5カップ
手順
1. 玉ねぎを炒めて、しんなりしたら豚肉を加え、調味料☆を加えた。
2. 豚肉に火が通ったら、人参、じゃがいもを加えて、中火で5分加熱した。
3. 出し汁を加えて、8分程度煮て、全体を混ぜて更に中火で蓋をして15分加熱した。
感想☆3.5
じゃがいももホクホクで具材にしっかりとした味が染みていたのと、具材にしっかり火が通っていました。
少し甘みが強かったので、砂糖の分量を少し減らしても美味しいかもしれないと思いました。
栄養
さて、この料理の栄養面を見て行きたいと思います。
まずは、豚肉と玉ねぎが入っていますね。
豚肉は、必須アミノ酸を含む良質なタンパク質とビタミンB1が豊富に入っているのが特徴ですね。
タンパク質は、筋肉、血、皮膚、ホルモンなどの細胞を作る材料となり、体にとってはとても重要な栄養素で炭水化物、脂質と並び3大栄養素の一つですね。
また、お肉の中でも豚肉に特徴的なのが疲労回復効果や鎮静効果のあるビタミンB1を多く含んでいる点です。
一方で、玉ねぎには発汗促進、解熱、鎮痛、など風邪薬と似た効能があることが知られています。
そして、食物繊維や硫化アリルも含んでいます。
硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を補う働きがあるので、豚肉との相性が良い栄養素でしたね。
また、玉ねぎに含まれる食物繊維は、水溶性食物繊維が0.6gで不溶性食物繊維が1.0gとなっています。
食物繊維が豊富な印象のある水菜と比較してみると、水溶性は同等で不溶性が2.5分の1程度となっています。あまり印象にはありませんが、玉ねぎにもそこそこ多くの食物繊維が含まれていますね。
その食物繊維の効果は、色々知られておりますが、特に私にとっては、血糖値の急上昇防止、コレステロールの吸収抑制、腸の蠕動運動の促進、腸内環境の整備が魅力的な効果です。
参考
決定版!家庭料理 みんなが知りたかった定番料理のすべて (別冊NHKきょうの料理)(NHK出版 (編集)、ISBN978-4146462014)
栄養素図鑑(牧野直子著、新星出版社、ISBN978-4-405-09325-6)
おいしく健康をつくる あたらしい栄養学(吉田 企世子 (監修), 松田 早苗 (監修)、高橋書店、ISBN978-4-471-00389-7)
豚レバーを使ったニラレバ炒めとビタミンB1の疲労回復・精神の安定効果
※【2018年9月4日 追記】