出汁で味付けし豚肉の代わりに油揚げを使った和風の野菜炒めになります。
和風出汁の旨味と野菜の甘みで白ご飯が進みます。
そして、キャベツの効能についても書き加えてみました。
和風野菜炒め
材料 (2人分)
キャベツ 1/4
人参 1/2
ピーマン 1個
油あげ 1枚
ほんだし 大さじ1
醤油 小さじ1
塩 少々
故障 少々
作り方
1. 人参を油を引いて加熱したフライパンで焼き目がつくまで炒めた。
2. ピーマン・油揚げを加えてピーマンに焼き目がついたら、キャベツを加えて、キャベツがしんなりするまで炒めた。
3. ほんだし・醤油を加え、塩・こしょうで味を整えたら完成。
感想☆3.5
人参・キャベツの野菜の甘みに本だしの旨味にが加わってます。
油揚げに味が染みていて、お肉がなくても十分です。
野菜炒めの栄養
野菜炒めは、いろいろな野菜を食べれるので、野菜に含まれている栄養を豊富に取れる調理ですね。
例えば、人参はβカロテンが豊富ですが、βカロテンは油と一緒に取るとで吸収率が上がることが知られていますので、油で炒めるこの調理方法は、合理的な方法と言えそうですね。
Βカロテンの効能や摂取量についての詳細は、「セロリの葉とベーコンのオリーブパスタとβカロテンの効果」でご確認下さい。
さて、にんじん以外にキャベツなどを加えていますが、キャベツを取り上げたことがないので、その栄養について調べてみようと思います。
胃粘膜を保護するビタミンUを大量に含む……ビタミンCの含有量は、淡色野菜ではトップです。
キャベツには、ビタミンUとビタミンCが豊富に含まれているようですね。
ビタミンCは、レモンに代表される柑橘系の食べ物に多く含まれている印象があります。
ただ、ビタミンUについては、あまり馴染みがないので、そこ効果について調べて行きたいと思います。
ビタミンU
食事摂取基準
ビタミンUの食事摂取基準は、設けられていませんでした。そして、食品成分データベースにも含有量についての記載はありませんでした。まだ不明な所が多い栄養素のようですね。この分野の研究が進んでくれることを期待します。
効果
さて、ビタミンUの胃粘膜を保護する効果をもう少し詳しく調べてみます。
ビタミンUには細胞分裂を促し、タンパク質の合成を活発にする働きがあるため、傷ついた胃粘膜の組織を治す働きがあるといわれています。
過剰な胃酸の分泌を抑えることから胃・十二指腸潰瘍の予防に効果的とされ、多数の胃腸薬に配合されています。
出典 栄養素図鑑
私はお酒の飲み過ぎで胃痛を起こすことが多々あり、ストレスによるものも時々あります。
そういった時は、気づいていませんでしたがキャベツなどを食べてなかったのかもしれません。
お酒の飲み過ぎやストレスの対処法は、なかなか見出せていないので、まずはキャベツを食べることからでも初めてみようと思います。
ビタミンUに関しては、色々調べてみましたが、情報が少なくて欠乏症や過剰摂取の際に起こる症状などの記述は見つけられませんでした。ただ、ビタミンUは水溶性のビタミンなので、茹でる時はさっと簡単に茹でてビタミンUが水に溶け出すのを防いだ方が良いそうです。
参考
台所薬膳 身近な食べ物135種の薬効を活かす(伊田 喜光 (監修)、大石 雅子他 (著)、万来舎、ISBN978-4-471-901221-88-7)
日本人の食事摂取基準(2015年版)(厚生労働省)
食品成分データベース(文部科学省)
栄養素図鑑(牧野直子著、新星出版社、ISBN978-4-405-09325-6)
※【2018年8月18日 追記】